OboshiBlog

大星岡村社員が綴るブログです

シャネル

「シャネル(CHANEL)」と言えば「シャネラー」なる造語が出来るほど、日本に限らず世界中の女性達のあこがれのブランドといっても過言ではないでしょう。1909年に、孤児院育ちだったココ・シャネルが設立した帽子のアトリエがそのスタートで1910年にはパリのカンボン通りに「シャネル・モード」というアトリエを開業します。香水シャネルNo.5、No.22や現在の「シャネル・スーツ」を世に送り出し、サロンでの交流もでき一定の成功を収めましたが、従業員のストライキなどによって事業から撤退します。また第二次世界大戦中に対独協力者であったことやナチス親衛隊員の愛人であったことから糾弾されスイスへの亡命を余儀なくされます。1954年にモード界に復帰を果たし女性の社会進出に合わせてアメリカなどで熱狂的な支持を集めますが、1971年に亡くなった際はフランス国内での埋葬を拒否されるなど決して恵まれた生涯ではなかったようです。無駄を取り除いた闘う(働く)女のイメージを植え付けた「シャネル・スーツ」はココ・シャネルの人生そのものだったのかもしれません。

現在はコタシャーンなどの競走馬のオーナーで、オリヴィエ・ペリエ騎手が優先騎乗騎手を務めることでも知られるヴェルテメール兄弟がシャネルのオーナーを務めており、1983年からはハンブルグ生まれのドイツ人でクロエやフェンディのデザイナーを歴任してきたカール・ラガー・フェルドがデザイナーを務めています。

このヴェルテメール家が1994年、1996年にそれぞれ所有することになったのがシャトー・ローザン・セグラ(マルゴー第2級)とシャトー・カノン(サンテミリオン第1特別級)です。裏ラベルには「シャネル」がオーナーであることもしっかりと明細されています。特に偉大なヴィンテージとなった2009年はシャネルの設立100年。2009年ヴィンテージをお披露目するにあたり、リリースされる2011年のシャトー設立350年を記念して、エチケットのデザインをカール・ラガー・フェルドに依頼、程なく発表されました。

ロバート・パーカーが第1級並みの高い品質をもつワインとして選出した「マジカル20」にも選ばれたこともあり、「シャネラー」だけでなく世界中のワインラヴァー垂涎のヴィンテージとなりそうです。

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[シャトー・ローザン・セグラ 2009]58%カベルネ・ソーヴィニヨン 42%メルロー

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[シャトー・カノン 2009] 75%メルロー 25%カベルネ・フラン

【企画開発室】

2012年5月企画商品情報・ピックアップ

緑に包まれた清々しい季節を迎え、天気のいい休日は心が弾みます。5月の企画商品情報ピックアップはコチラ!

◆澤乃井夏の旬シリーズと父の日「感謝」ラベル
澤乃井《旬の味わいシリーズ》夏。爽やかに楽しむ夏の澤乃井生酒生貯蔵酒。「澤乃井 純米生酒 さわ音」と「澤乃井 純米生貯蔵酒 涼し酒」。また、澤乃井では6月第3日曜日の父の日に向けて特別商品「感謝・特別純米」の販売を企画致しました。お父さんの健康を気遣って、湯葉刺し、とうふサラダ、揚げ出し豆腐、納豆春巻きなどヘルシーな豆料理と合わせてみてはいかがでしょう。
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◆国産ラム「コルコル」のご案内
南大東島は1900年代に八丈島から玉置半右衛門らが入島し開拓するまでは無人島で、沖縄本島などからの入植によりサトウキビを基幹産業に発展をしてきました。2004年3月に地元の沖縄電力の社内ベンチャー制度を利用して、現社長の金城祐子らが企画、設立した株式会社グレイスラムは、南大東島開拓の象徴であり、島の自然の恩恵を受けたサトウキビを原料にラム酒を製造する会社として立ち上げられました。工場長には、首里の泡盛メーカーで約20年間製造に携わってきた玉那覇力氏を迎え、2005年7月から100%南大東島産のラム酒を世に送り出しています。
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◆限定特価ピエモンテワインと夏にお薦めサングリア
お買得ピエモンテDOCGワイン限定特価販売!
イタリア大手ワインメーカーであるカルディオーラ社が造る高品質ブランドの「ラ・カッチャトーラ」シリーズのバローロ、バルバレスコ。同社は1897年創業の歴史あるメーカーで、サッカー、イタリア・セリエAのACミランのオフィシャル・パートナーでもあります。そのためスタディオ・ジュゼッペ・メアッツァ(サン・シーロ)のVIP席では、このラ・カッチャトーラ」ブランドのワインが振る舞われています。
春夏に需要拡大!オーガニック・サングリア
1995年にスペイン・ラマンチャに設立され、非常に近代的な設備を備えたワイナリーは合計200ヘクタールの地下セラーを完備しております。そのワイナリーを囲むように広大な自社ブドウ園が広がります。彼らが造るサングリアは一切の化学肥料、除草剤、農薬、殺虫剤、また合成化学物質を使用せず、すべて自然からの材料を使用しています(ECオーガニック・ファーミング、エコセールに認定されています)。また、酸化防止剤の使用についてもワインに比べても非常に少なく最小限に押さえられております。
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2012年5月の企画商品案内は【清酒】12【焼酎】3【ワイン】20【その他】7

【販売部】

押上「ごでんや」

お燗セミナーでお世話になった五嶋慎也さんの経営する押上のおでん屋さん「ごでんや」が東京メトロの「TOKYO METRO NEWS」5月号に掲載されています。お世話になっておいて、紹介しておいてまだ伺っていません(爆)

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【企画開発室】

名酒フォーラム in 横浜赤レンガ倉庫

既報の通り4月18日(水)に、2年ぶりに横浜市赤レンガ倉庫で恒例の試飲展示会「名酒フォーラム in 横浜赤レンガ倉庫」が開催されました。昨年は地震の影響もあり、来場者の安全が確保できるかが不透明ということもあり苦渋の決断でやむなく中止となりました。例年はワイン輸入元であるアグリ株式会社との共同開催でありましたが、本年(計画上は昨年から)大星岡村の単独開催となりました。

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[横浜赤レンガ倉庫]

会場では昨年秋の「名酒フォーラム」で好評だった「お燗酒セミナー」を再度開催。講師も同様に神楽坂「ふしきの」の多田正樹氏、押上「ごでんや」の五嶋慎也氏にお願いしました。着席型のセミナーにしたこともあり、秋に御来場できなかった酒販店や飲食店の方々が熱心にメモを取ったり質問したりと大好評でした。

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[お燗セミナー]

お燗酒セミナーに隣接してお燗酒のフリーテイスティングのコーナーも設営。酒燗器や電子レンジでのお燗を御来者の方々にご自由に燗をつけて利き酒していただきました。天狗舞や常きげんのにごり酒や美濃菊豊醸、弥栄鶴山廃純米などに興味を持たれるお客様や、セミナーで取り上げたお酒を再度自分でお燗をしてみるお客様の姿もありました。BARカウンターにはこれからの季節に合わせた生酒のコーナーを設営しフリーテイスティングで試飲していただきました。

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[お燗酒フリーテイスティング&生酒フリーテイスティング]

名酒フォーラム初出展や赤レンガ初出展も含め日本酒メーカー17社、焼酎メーカー11社、ワイン輸入元&国産ワイナリー10社の合計38社に企画ブースや玉乃光酒造による「みぞれ酒」実演ブースなどを設置。晴天にも恵まれ300名を越す参加者でした。

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御来場いただきました酒販店、飲食店の皆様、また、ご協力いただきましたメーカー、輸入元の皆様ありがとうございました。秋の展示会、そして来年春の赤レンガでの御来場、ご協力の程宜しくお願い申し上げます。

【企画開発室】

「憂いを払う」

その名前から世界中で人気のメドックはムーリを代表する赤ワイン「Chateau Chasse-Spleen 」。
その名前の由来は諸説あるのだが、イギリス人のロマン主義の詩人ジョージ・ゴードン・ロード・バイロンことバイロン卿がスペイン旅行の際に立ち寄り、このワインに魅了され残した「憂いを払い癒してくれるもの」という言葉に由来するとも、同じくロマン主義の詩人でフランス人のシャルル・ボードレールの「悪の華」に由来するとも言われているが、一般的にはバイロン派が有力とされているようだ。人気コミック「神の雫」にも「悲しみにさようなら」と言う名のワインとして、1970年のシャトー・マルゴーと比較され、それよりもより優れていると紹介されています。

1976年にタイヤン・グループの傘下に入りジャック・メルローの管理下でその実力を不動のものにしました。ジャックの孫のクレール・ヴィラール・リュルトン女史が90年代に、現在はクレールの妹セリーヌ・ヴィラール・フーベがオーナーを務めている。ボルドーのトップ・シャトーが、その殆どをプリムールで販売してしまうのに対して、メルロー傘下のシャトーはプリムールでの販売を制限していることもあり、トップ・シャトーでありながら比較的価格変動が少なく安定した品質と価格のためレストランなどからの指名が多い反面、投機筋からの人気は今ひとつです。

セリーヌがオーナーになってからのシャス・スプリーンのエチケットにはヴィンテージごとに異なる「詩」が貼られており、最新の偉大なヴィンテージとなった2009年にはボードレールの「Enivrez-vous sans cesse! De vin, de poesie ou de vertu, a votre guise.」(間断なく酔っていたまえ。ワインでも、詩でも、あるいは勇気でも、君の好きなもので)が書かれている。【※エチケットには「悪の華」よりと記載されているが、恐らく「パリの憂鬱」の間違いと思われる】

1998年にフランスで開催されたサッカーのワールドカップ。日本が初出場したこの大会に於いて、当時シャス・スプリーンのオーナーであったクレール・ヴィラールの計らいで、ベスト8に勝ち残りながら敗退してしまった7チームの全てに「悲しみを払う」ワインとして、シャス・スプリーンの1995年ヴィンテージが贈られています。この件に関して現オーナーのセリーヌの夫フーベ氏に尋ねると、笑いながら最後にこう言います。「残念ながらフランスチームはもらっていないんだよ」と。



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※クレール(左)とセリーヌ(右)
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※シャス・スプリーン95(左)と09(右)

【企画開発室】

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